秋雨前線南下と日本海高気圧で強い比良オロシが吹く


風の風景 No.587

2016年9月29日(木)は、秋雨前線が琵琶湖周辺をゆっくりと南下。このため午前8時頃まで雨が降る。
この後、日本海の高気圧の影響で気圧傾度が大きく全般に強い北西の風が吹き、比良山麓ではオロシが吹いた。
北小松では午前8時過ぎから午後4時過ぎまで長い時間第1級の強い比良オロシが吹いた。
山頂には朝から特有の風枕があり、湖岸上には風下波動の雲も出ていたが、夕方には消滅した。
北小松の毎時最大瞬間風速は15~16m/s程度であったが、13:30分には20m/sを記録した。
不思議に思えたが、比良オロシのJR湖西線への影響はなかった模様。
昼頃の琵琶湖は下位蜃気楼であった。強風でも湖面上の暖気層は安定であることがわかる。

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琵琶湖大橋を眺めると弱い下記蜃気楼
午後に対岸を眺めると強い下位蜃気楼

<参考>
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琵琶湖周辺の風(統合動画)
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