夕方明神崎や北小松から沖島や琵琶湖大橋に上位蜃気楼を観測


風の風景 No.566

2016年4月6日(水)は、気圧傾度が小さく快晴の非常に穏やかな天気となった。
午前中は湖面上に靄がかかっていて対岸は見にくかった。昼頃、写真に見るように湖上には境界層の白い帯状の靄が2重に存在した。
午後4時頃には、湖面が伸びて陸が縮む様子は確認できたが蜃気楼は出ていないように思えた。
安曇川からの帰りに明神崎から写真を撮り、北小松の鎧岩を通ると、琵琶湖大橋が太い眉毛状になっているのが確認できた。
急いで小松浜へ向かう。太い眉毛状を確認できた。それ以外の所は湖面の伸びと陸の縮みが確認できた。
沖島や能登川方面の写真を撮って、帰ってから画像を分析すると上位蜃気楼変化が確認できた。
早い段階から観測せず、4時を回ってからの観測であるので今日の蜃気楼変化の一部分であるかも知れない。
写真1に示すように、明神崎から見る琵琶湖大橋方面は、堅田側・守山側に湖面蜃気楼を確認。
しかし、琵琶湖大橋手前には湖面蜃気楼が観測されていない。不思議である。境界層の謎解きのヒントになるかも知れない。

番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
明神崎から見る琵琶湖大橋方面
明神崎から見る沖島や大中町湖岸の上位蜃気楼
北小松から太い眉毛状の琵琶湖大橋を観測
北小松から沖島や大中湖岸方面に上位蜃気楼を観測

<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です。(PC、iPone、Tablet等)
琵琶湖周辺の風(統合動画)
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