久しぶりに琵琶湖大橋下位蜃気楼の姿を撮り解析する


風の風景 No.560

2015年10月16日(金)は、穏やかな快晴に恵まれた。
昨日木枯らし1号をもたらした西高東低の冬型気圧配置が緩み、高気圧が移動性となって日本列島を覆い穏やかな好天となった。
午後5時前に小松浜へ出ると、琵琶湖大橋や対岸には比較的強い下位蜃気楼が見られた。
久しぶりに下位蜃気楼の姿を目線の高さを変えて撮った。
蜃気楼については、上位・下位共にホイヘンスの原理からのアプローチで松井が新しい蜃気楼理論と応用で説明に成功している。
目線の高さを低くすると下図1の様に姿が変化するのをシミュレーションにより再現している。
また、シミュレーションにより、①湖面と折畳線(fold line)の間隔が観測目線の高さで殆ど変わらないことを示し、
②琵琶湖大橋の橋桁の上下の像の幅の比が暖気層の厚さに依存すること、等が明らかにできた。

番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
琵琶湖大橋下位蜃気楼の姿の目線高度依存性

<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です。(PC、iPone、Tablet等)
琵琶湖周辺の風(統合動画)
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④シモウェス比良山麓風動画表示は、ここをクリック。
⑤シモウェス比良山麓気圧・気温・湿度等を知りたい時は、ここをクリック。
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