比良オロシ吹く。南小松湖西道路入口で現地風調査。
風の風景 No.544
2015年4月1日(水)は、サハリン東に中心を持つ低気圧から伸びる寒冷前線が昼頃琵琶湖を通過した。
この影響で朝から雨模様の天気となった。朝鮮半島から日本海に進んだ高気圧が張り出し、
北かぶりの西高東低の冬型気圧配置
となった。
地上等圧線は北東から南西に流れ、北小松では17:50に最大瞬間風速17.9m/sの強い比良オロシが吹いた。
この風はアメダス小浜の風と連動しており、北小松では1時間少しの遅れとなっている。JR湖西線は徐行で少し遅れが出た程度であった。
比良オロシの現地調査を午後5時頃に行くと、北小松では北西の強い風であったが、湖西バイパス南小松入口付近から
眼下に南小松を眺めると、弱い風が南東の今在家町辺りから反流として吹き上がってくるのを体験した。
京都大学生存圏研究所のシミュレーションによると、比良オロシは湖岸から離れた湖面上に舞い降り、それが岸へと近づくと
里では強風になるとの結果であったが、これを確かめるべく湖面を注意して20分間程観察したが、沖からの目立った変化は確認できなかった。
番号
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1
北小松から眺める風枕と風下波動
2
小松浜の湖面があれ始める様子
3
南小松湖西道路下り入口付近から眺める風下波動
<参考>
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