先月のSuperMoonに続き、デジカメで仲秋の名月を追う。


風の風景 No.534

2014年9月8日(月)は、仲秋の名月が観られる日であった。
幸い台風14号は遙か南海上を東へ進み、夜は晴天に恵まれた。
愛用のデジタルカメラで仲秋の名月を追いかけたのが、上記4コマ写真である。
東から昇り、西へ沈む間に月は同じ面を見せながら、右回転して姿を変えた。
下記1~4には、その時々の拡大月面写真を載せた。
ところで、先月の8月11日(月)はSuperMoonと呼ばれる大きな月が観られた。
その時の深夜に撮ったSuperMoonの画像が下記5である。1~4の大きさと比較するとやはり少し大きいことが分かる。
月は楕円軌道上を公転しているため、地球との距離が356,000~406,000kmの間で変化する。平均離心率は0.054880である。
このため月が近地点を通過する時刻の前後1時間以内に、太陽-地球-月が一直線上にならび「望」の位置に来るのは、およそ18年に一度のことになる。
この満月はSuperMoonと呼ばれる。1955年、1974年、1992年、2011年に起きている。2014年8月11日は3年後であるが、SuperMoonの条件を満たす満月となった。
2014年9月の仲秋の名月は、地球-月最近時刻は8日12:31、満月時刻は9日10:38となるので、22時間ほどずれており、SuperMoonには属さないことになる。

番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
2014.9.8.19:11の月
2014.9.8.21:01の月
2014.9.8.22:52の月
2014.9.9.03:48の月
2014.8.11(月)に撮影したSuperMoon
SuperMoonに地名を記入(天文年鑑調べ)

<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
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