移動性高気圧に覆われ快晴で気温が上昇。琵琶湖北湖は一帯で超一級の上位蜃気楼が出現。


風の風景 No.528

2014年5月11日(日)は、移動性高気圧に覆われ、快晴で朝から気温が上昇した。
午後1時頃に小松浜を訪れると、すでに北湖一帯で素晴らしい上位蜃気楼変化が起こっていた。(番号1参照)
遠く長浜方面は霞んでいたが、板塀状蜃気楼から湖面蜃気楼を経て湖面伸び・実景縮みへと変化した。
琵琶湖大橋は、超太眉状型からZ型を経て横V型を何度か繰り返し、だらだら型へと進行した。(番号2参照)
今日の変化(立派な太眉毛、Z、横V)はダイナミックで、上層と下層の気温差が大きいことを物語っているようであった。
午後2時過ぎに琵琶湖大橋は東側橋桁がだらだら型に変化し、北湖全体も湖面伸び・実景縮み型に移行した。
今日は沖島民家の湖面蜃気楼をハイビジョンでの録画(AVCHD形式)に専念したため、静止画がないのが残念である。
上位蜃気楼が北湖全体で繰り広げられたが、実景縮型への蜃気楼の終息は、北湖ではおしなべて北部から南部へと推移していくようである。

番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
長浜・沖の白石・多景島・水車橋方面の上位蜃気楼
多彩な変化を見せた琵琶湖大橋
沖島民家の変化
湖面蜃気楼の中を東に移動するヨットの奇妙な姿

<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
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