終日快晴に恵まれ気温が上昇。北湖では至る所で上位蜃気楼が出現。境界層の下降による典型的な変化が見られた。


風の風景 No.524

2014年4月25日(金)も、移動性高気圧に広く覆われ、終日快晴で気温が上昇した。
午後2時過ぎに小松浜へ出かけると、すでに北湖周辺は至る所板塀状の上位蜃気楼が進行していた。
琵琶湖大橋は弱いZ型から横V型を経て湖面蜃気楼へと移行。もう少し早く行けばドーナツ型や太眉毛状の蜃気楼も観測できたかも知れない。
沖島も板塀状から湖面蜃気楼へと変化し、最後は縮んだ実景へと推移した。
今日の上位蜃気楼変化は、比較的速い境界層の降下で説明ができると思われる。
今日の蜃気楼も静止画と動画で記録した。動画は40分ほどハイビジョン形式(AVCHD)で記録できた。

番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
琵琶湖大橋は弱いZ型から横V型を経て湖面蜃気楼とその消滅へと変化した
沖島は板塀状から湖面蜃気楼とその消滅へと変化したシミュレーション結果と酷似している
沖島と能登川対岸の距離の差からくる上位蜃気楼のでき方に着目した

<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
※ビワコダス・アメダスの気圧・風動画表示は、ここをクリック。
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※シモウェス比良山麓風動画表示は、ここをクリック。
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