終日快晴に恵まれ気温が上昇。風も弱く午後に上位蜃気楼が出現。野洲の対岸も強い板塀状。
風の風景 No.522
2014年4月15日(火)は、終日快晴に恵まれ気温が上昇。
気圧傾度も小さな気圧配置
になった。
午後に小松浜へ出かけると、すでに琵琶湖大橋には上位蜃気楼が現れ、野洲の対岸も板塀状になっていた。
午後1時半頃から2時間ほど観測を続けたが、琵琶湖大橋はゆっくりとした変化を何回も続けた。
能登川や沖島方面に変化が現れたのは午後3時を過ぎてからであった。
この日の上位蜃気楼は境界層が低いせいか、下部の方に強い変化が観られた。
琵琶湖大橋の変化には太眉毛状やZ型は現れず、同じ高さに揃う板塀状型や橋脚台の伸びが顕著に観られた。
この日の琵琶湖大橋の上位蜃気楼は、ゆっくりとした変化を何回か繰り返した。
今日の蜃気楼も静止画と動画で記録した。動画は1時間20分ほどハイビジョン形式(AVCHD)で記録できた。
注)今日も南湖では蜃気楼が観測されなかった。なぎさ公園では南西の強い風が背後から吹いていたという。
南湖での上位蜃気楼発生の必要条件は北東の風であるようだ。今日の天気図は南西の風の場になっている。
この南西の風は、北湖には強く影響していないということだろうか。下記のビワコダス・アメダス風観測結果を参照して欲しい。
番号
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画面の輝度を明るくしてご覧下さい
1
複雑に上位蜃気楼変化を繰り返す琵琶湖大橋
2
三上山方面湖岸の板塀状変化をよくみると複雑に様相を変えている
3
沖島民家は午後3時過ぎから下部で変化を始めた
4
水車橋方面も午後3時を過ぎて湖岸で変化を始めた
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
※ビワコダス・アメダスの気圧・風動画表示は、
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