小松浜沖を南下する就航船が作り出す波も下位蜃気楼
風の風景 No.518
2014年1月26日(日)は、朝から雨模様となり、寒冷前線通過時に比良オロシが吹いた。その後冬型気圧配置が強まった。
翌27日(月)は、天気は回復したが肌寒い1日となった。
午後3時過ぎ小松浜へ出ると、水平線上は強い下位蜃気楼が現れていた。
そこへ、北から白鬚神社の鳥居を見学して、琵琶湖大橋方面へ向かう琵琶湖汽船の就航船が姿を現した。
能登川方面へさしかかる頃から、船とそれが作り出す波に下位蜃気楼が観測された。
この光景は珍しいものではないが、北湖での観測はなかなかできないので、前後を1枚の画像にして、変化を追跡してみた。
1月24日(金)にNHK「おうみ発610」で「▽カメラマンリポート・冬かんさい~びわ湖のしんきろう」として放映された素晴らしい映像には及ばない。
南湖では、就航船やヨット、プレジャーボート等が冬場でも賑わう。下位蜃気楼は珍しくないとして話題から遠ざける風潮があるが、これに挑戦した美事な内容であった。
2番煎じになるが、下位蜃気楼の面白さをここでも味わっていただければ幸いです。
番号
説明をクリックすると画像が現われます
1
就航船と作り出す波の下位蜃気楼を追う
2
遠方と就航船・波に折畳線(fold line)を記載した
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
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