北日本に歴史的寒波 大津市北小松でも日中に15cm程度の積雪
風の風景 No.501
西高東低の気圧配置が連日続き、立春を過ぎても寒い日が続く。
今冬は偏西風の南海上への南下で、寒気が日本列島に流れ込みやすい状況になっているという。
青森市の八甲田山系・酸ケ湯では、24日(日)現在気象庁が積雪を観測している全地点の中で積雪が最高の5m29cmを記録したと全国ニュースで報じられていた。
今日も気圧配置は西高東低(気象庁天気図)となり、大津市北小松では夜明けと共に雪が降り始め、終日降り続いた。
午後4時の可視画像(高知大学気象情報頁)では、日本海に強い筋状の雪雲があり、日本列島へ流れ込んでいる様子が見て取れる。
大津市北小松では、早朝から夜までに20cm強の積雪を記録した。
比良山麓では古来より「雪が降っている時には強い風は吹かない」という言い伝えがある。
この日の風ベクトルの振る舞いは、他地点では全般に強い北西の風を示したが、比良山麓だけは風向が定まらない弱い風となっている。
比良山系の風についてはこの日の等圧線と風ベクトルの振る舞いを参照されたい。データ回収が済み次第、未表示地点は補われます。
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