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今冬第1級の寒波 雪で映える比良山系


風の風景 No.496

2月に入り第1級の寒波が南下。典型的な北雪となり湖北に大雪をもたらした。2日(木)は北陸、湖北の大雪の影響でサンダーバードは終日運休。JR湖西線は午後から近江舞子以北が、JR琵琶湖線は米原以北が雪で運休となり、利用客に大きな影響が出た。積雪量は、マキノ1m、今津85cm、安曇川45cm、北小松25cm程度となった。
3日(金)の朝、北小松では雪も止み、快晴の空に雪に映える比良山系が目映いばかりに綺麗に見られた。小松浜ではカミからの冷たい風と弱い波が押し寄せていた。琵琶湖大橋は強い下位蜃気楼が見られた。湖北方面に目をやると豪雪に見舞われた湖北方面はまだ雪雲に覆われていた。
大雪をもたらした2日の北小松での雪の降り方には古来からの言い伝えを証明する新しい発見があった。言い伝えとは「北小松では風が止んでから雪になる」である。北小松気象観測所の雨量計データがこれを物語っている。他の所では風が強くても雪が降るが、比良山麓だけで見られる現象なのであろうか。

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