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台風15号が紀伊半島海上を東進し浜松付近に上陸。比良山麓では吹き返しの比良颪による風枕
風の風景 No.493
9月21日(水)は大型の台風15号が紀伊半島海上を東北東へ進み、午後2時半頃浜松市付近に上陸した。
ビワコダス北小松観測所では11時頃から吹き返しの比良颪が吹き始め、14:16に最大瞬間風速20.3m/sの北西の風を記録した。
南小松(近江舞子)の気象庁アメダス観測所では14:28に最大瞬間風速23.4m/sの北西の風を記録した。
この風の影響でJR湖西線は近江舞子-近江今津間で12:44頃から16:30頃まで運転を見合わせた。
この日のビワコダス-アメダス JAVA画像比較を見ると分かるように、北小松では10時頃から北西の風が強まり始め、午後4時過ぎに治まった。
今回の吹き返しは20m/sを越える程度で、これまでの強風と比べるとそれ程強いものではなかった。
どのような状況下で今回の比良颪が発生したかは、21日(月)の等圧線・気圧変化・風ベクトル画像を見れば手がかりが掴めることであろう。
小松浜へ出て琵琶湖を眺めると、先ほどまで悪かった視程が急によくなり、対岸や琵琶湖大橋が鮮明に見えた。琵琶湖大橋は実景であった。
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