比良オロシが吹く早朝にリトル比良、奥比良や以北の雲の様子を安曇川町から眺める
風の風景 No.459
11月30日(日)は南岸低気圧の東海沖通過で早朝に比良オロシが吹いた。
この後、西高東低の気圧配置となり夕方には比良オロシが強まり湖西線にも影響が出た。
12月1日(月)は季節はずれの台風21号が関東沖に近づき、この影響で比良オロシが持続した。台風型比良オロシである。
30日(月)の通勤途上、安曇川町青柳北からリトル比良、奥比良、さらに北の方を眺めると、写真に示すように風枕が山地に沿って連なっていた。
この雲の様子は比良オロシのルーツを調べるのに貴重な情報である。上空の雲の動きは北西から南東である。写真右から風は吹いてきていた。
この2日間の北小松における比良オロシにおいて毎時最大瞬間風速が20m/sを越えることが5回も起きた。
グラフを見ると分かるように、栗東や長浜の毎時最大瞬間風速は北小松の値の半分以下である。
現在2日(火)の零時を過ぎた。まだ比良オロシは猛威をふるっている。
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