強いオロシが吹く比良山系を和邇浜から眺める


風の風景 No.456

11月16日(日)西高東低の気圧配置で、西日本では等圧線が北東から南西に流れ比良オロシ発生のタイプ。午後から夕方にかけて強く吹いた。
ビワコダス-アメダス風画像は、県下で午後から強い北西の風を示したが、昼前の大津は南西の風が吹いていることが面白い。
ビワコダス北小松・栗東・長浜の毎時最大瞬間風速の時間変化を示す。北小松の最大瞬間風速は15時17分31秒の18.7m/sであった。
この比良オロシを北小松から和邇に至るまでデジカメとデジタルビデオカメラで追跡した。上の写真は和邇北浜から眺めた比良山系である。
山の下へ垂れる本来の風枕と違って、今日の風枕は山頂から平行に千切れて湖上へと連なっていた。視界は霞んでいてあまりよくなかった。
山麓の風は志賀町を南下するほど弱くなり、和邇浜ではあまり風は吹いていなかった。あれから二ヶ月。捜索船と思われるヨットの姿があった。

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