移動性高気圧に覆われ快晴の琵琶湖 -今津から長浜方面を眺める-


風の風景 No.455

11月12日(水)早朝の上空には大きな広がりの巻層雲が頭上の東から西へ出ていた。安曇川からみた奥比良方面の様子も示す。
11月13日(木)西高東低の気圧配置で、大津方面では正午過ぎまで南西の風であったが午後になると県下では一斉に北西の風が吹いた。
13時と16時のビワコダス-アメダスによる風の違いが面白い。地上等圧線がNE~SWに流れ比良オロシは西高東低(HL)型に分類できる。
午後4時過ぎに守山市今浜の湖岸から対岸の比良山系と眺めると、やや強い風が釈迦岳方面から吹いてきていた。山頂に風枕は見られず。
11月14日(金)高気圧が移動性となり日本列島を広く覆い日中に湖辺では湖風が見られた。澄みきった景色で遠くまで眺めることができた。
昼過ぎに今津浜から長浜方面を眺めると、雲ひとつない空の下、竹生島や伊吹山が映えていた。対岸は強い下位蜃気楼であった。

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