未明に寒冷前線が通過し天気は回復 -昨日の南東風で湖辺に並ぶ藻の列-


風の風景 No.453

10月28日(火)は日本海からの低気圧南下で、昼前から夕方にかけて強い南東風が吹いた。午後3時の地上天気図(日本気象協会)を示す。
この日は全県的に強い南東の風が吹いた。湖北7~9m/s、南湖5m/s程度、北小松でも3~4m/sを記録。台風以外には数少ない強い南東風である。
びわ湖放送へ出張した折、3階から南湖を眺めた。大津プリンス方面の南湖を眺めると霞んでいた。ここから比良山系や霞んで見えなかった。
だが上空の雲は比叡山や比良山系にぶつかり、強い南東の風を推し量ることはできた。BBCの建物の3階からの眺めは格別である。
29日(水)北小松の早朝は北西の風が吹き、琵琶湖へ出ると琵琶湖大橋は強い下位蜃気楼であった。遠く大津プリンスホテルもよく見えた。
浜辺では昨日の強い南東風による波で打ち上げられた藻が、水辺から2m程の所に列をなしていた。このように波の強かった時はよく分かる。

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