南(琵琶湖側)からの気流が比良山系にぶつかり形成される層積雲
風の風景 No.450
10月12日(日)は午前9時の地上天気図(日本気象協会)が示すように高気圧ははるか東に去り、九州南部に弱い低気圧があり、
本州南部にある停滞前線が次第に北上し、南からの湿暖気流により雲の多い日となったが、晴れ間も見られ雨が降るには至らなかった。
志賀町ではこの気流は比良山系にぶつかり、写真に見るように層積雲を形成し、比良山系山頂は終日厚い雲に覆われていた。
小松浜では、上空の雲は南から比良山系へと流れていたが、風が弱くさざ波程度で気温が高いせいか琵琶湖大橋は実景で橋脚台が見えていた。
北小松では例年お彼岸の頃に満開になる曼珠沙華は、今年は10日ばかり遅かったが、ようやく萎れてきて田んぼの土手が寂しくなってきた。
前に戻る