カミからの強い風と波 -琵琶湖大橋は上位蜃気楼気味-


風の風景 No.432

4月16日(水)早朝の北小松は非常に濃い霧に覆われていた。小松浜の様子を示す。明神崎以北では霧がなく晴れていて著しい違いがあった。
午後大津のなぎさ公園から房氏によって上位蜃気楼が観測されNHKニュースで報じられたそうだ。伴氏の今津での観測では見られなかった。
霧の発生した午後の琵琶湖では春の時期に上位蜃気楼が観測されることが多い。昨年4月22日もそうであった。
17日(木)早朝の水平線近くは霞んでいたが、次第に視界は回復した。気温はどんどん上昇し20度を超えたところが相次いだ。
日中は観測できなかったが、夕方に小松浜を訪れると、琵琶湖大橋は水平線が伸び、橋桁が空気の揺らぎで太くなったり細くなったりしていた。
カミからの風と波が強かったが弱ければ凄い上位蜃気楼が見られたのではと思う。琵琶湖大橋が揺らぐ様子と水平線近くをビデオに収めた。

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