雷雨の寒冷前線が通過した翌朝の小松浜 -カワウの大群-


風の風景 No.430

4月8日(火)早朝の小松浜は風が弱かったが沖島方面からの波が 大きなうねりとなって強く押し寄せていた。天気が荒れる兆候となることが多い。
ここのところの暖かさで北小松でも桜が一斉に開花を始めた。椿と桜と明神崎、琵琶湖、エリのハーモニーは美しい景色である。
朝から雨模様であったが寒冷前線が通過する昼近くから雨が強くなり激しい雷雨に見舞われた。滋賀県の公立学校は雨の中の入学式となった。
9日(水)朝はまだ暖かかった。小松浜を訪れるとカワウの大群が押し寄せていた。昨日も同じような光景を目にしているがここへ集まるのは珍しい。
時間が経つにつれ気温が低下。しぐれ模様の天気となり花冷えの寒さとなった。桜は大津では満開、海津でも咲き始めたという。
夕方には西高東低の冬型気圧配置が強まり北小松では一時的に比良オロシが吹いた。明神崎からは風枕や風下波動による雲が観測できた。

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