南岸低気圧通過に伴う比良オロシの風枕と風下波動


風の風景 No.429

このところ気温の高い日が続いている。4月1日(火)今津からの北湖の様子を見て分かるように黄砂かヘイズの影響で視程が極めて短い。
このため、暖かい日は数多くあっても上位蜃気楼の発生確認はできていない。双眼鏡で観測しても上位蜃気楼めいた様子はなかった。
5日(土)は南岸低気圧が東海、関東沖を通過。典型的な比良オロシが吹く気圧配置となった。未明から風が強まり夕方近くまで続いた。
比良山系頂上付近には風枕がかかり、琵琶湖側には風下波動による雲が形成されていた。安曇川や明神崎から雲の動きをビデオに収めた。
湖上においては強風のために津巻きが所々で発生していた。湖西線は強風によるスピードダウンにより数分の遅れがみられた。
前に戻る