大寒過ぎの寒波は一時的で積雪も殆ど無し


風の風景 No.412

1月24日(金)は西高東低の冬型気圧配置になり地上等圧線は縦縞模様だが間隔は粗い。湖西や湖北では一日中雪が舞う寒い日となった。
ビワコダス風観測によると、早朝は南湖方面では南西の風、明神崎以北では北西の風が強く吹いた。比良山麓では強い風は吹かなかった。
早朝の小松浜の湖面の波はビワコダス-アメダス風画像を裏付けるようにカミからの波と北東からの波が交錯していた。
安曇川に向かうとうっすらと雪が積もっていた。北小松は気温がやや高く積雪には至らなかったが、今津では夕方には5cm程度の積雪となった。
25日(土)も冬型気圧配置が続いたが積雪はなかった。どんよりした天気となり、昼前の小松浜は明神崎を回る北東の風が吹いていた。
遠くの水平線近くは強い下位蜃気楼が見られた。琵琶湖の水位は-59cm(24日)で、水温は北湖8.1℃、南湖6.0℃となっている。

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