今冬第1級の寒波が来始めるケシキを和邇崎から眺める
風の風景 No.403
1月3日(金)は低気圧の通過で午前中はみぞれ混じりの雪が降り午後からは本格的な雨に変わり終日続いた。
4日(月)は雨は上がり朝の小松浜は弱いヒアラシのケシキでカミからの風と弱い波があった。昼過ぎに和邇崎から比良山系を眺めた。
和邇崎では南西の風が吹いていたが、湖面は風が岸から吹き始めるので波はない。東(右端)は風が湖面を下りて沖島方面へ向かうのが湖面の色でよく分かる。
[注]2003年1月4日のインターネット気象情報
9:00 500hPa高層天気図 大きなトラフ(気圧の谷)の鍋底になってきている。鍋底の東側に西日本が入ると南西風が卓越する。
9:00 850hPa高層天気図 1500m上空の寒気の様子が温度で分かる
18:00 アメダス風向風速 西日本は強い西風になっている。琵琶湖への南西の風は大阪・京都方面から流入する(ヒアラシのルーツ)。
18:00 地上天気図 西高東低の冬型気圧配置。近畿では等圧線が北西から南東へ走っている。
[解説]湖国において南西の風(ヒアラシ)が強く吹くときは里雪タイプで湖北に雪が多く降るパターンとなる。今日の気象データは県北部に降雪が見込まれるパターンとなってきている。
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