30年振りに顕著な晩秋の黄砂で霞む北湖
風の風景 No.388
11日(月)は高気圧が東へ遠ざかり朝鮮半島から低気圧や前線が近づき、琵琶湖は穏やかであったが上空には圏積雲が出ていた。
12日(火)は午前中に寒冷前線が通過し雷鳴が轟いた。朝方に雨は上がり午後は北西の風が強まったが暖かい一日となった。
西日本各地や北陸・東北・北海道の一部で黄砂が観測され、11月に広範囲で観測されるのは珍しく1973・74年以来約30年ぶりとなった。
13日(水)は昨日の黄砂が居残って、黄砂に霞む晩秋となった。高島町鵜川から比良・比叡方面を眺めると黄砂で比叡山は見えなかった。
新旭町饗庭から眺めるとリトル比良や奥比良も霞んでいた。今津町南浜からの北湖の景色も湖面は穏やかであるが遠くが霞んでいた。
気圧配置は西高東低の冬型。今津ではしぐれこそなかったが、どんよりとした空で寒さがぶり返してきた。南部は晴れていた模様。
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