滋賀県南部は晴れ、北部はしぐれ雲
風の風景 No.386
6日(水)も西高東低の冬型気圧配置が続き肌寒い一日となった。早朝の比良山系山頂には今朝も僅かに冠雪していた。
小松浜に出ると、南部は層積雲が浮かぶが明るい晴れ間が眩しく見られた。北部はどんよりした鉛色のしぐれ雲に一面が覆われていた。
日本海に出ていた筋状の雲も弱まり始めたが、比良山麓や高島郡は終日時雨模様の天気となった。今回の寒波はかなり長続きした。
地上天気図を見ると午後6時頃西高東低の気圧配置をもたらした高気圧が移動性となって近畿上空まで達した。時雨もようやくなくなった。
昨日の500hPa高層天気図は今回の寒波持続スケールの大きさを物語っている。大きなトラフ(気圧の谷)がようやく過ぎようとしている。
西には次のトラフが控えている。今朝は伊吹山や赤坂山でも積雪があり、11月初旬というのに寒波は超一級である。
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