九州から低気圧が近づき本格的な雨模様 琵琶湖の水位は-100cm


風の風景 No.381

31日(木)は移動性高気圧が列島上空を覆い放射冷却で早朝は今秋最低の-5℃程度まで下がった。早朝には見事な圏積雲が見られた。
このような雲が出ると下り坂。晴れて昼過ぎまで弱い湖風が吹いたが午後3時過ぎからは長浜の東南東の風が示すように下り坂の兆候が現れた。
11月1日(金)は九州から低気圧が近づき、未明から本格的な雨が降り出した。早朝の雨の琵琶湖にはゴイサギが1羽じっと沖を見つめていた。
琵琶湖の水位は、雨の降る前の昨日で-100cm。1994年以来の-100cm突破となった。湖北町では200m沖の奥の洲まで陸続きになったという。
小松浜では浜の広さが3倍程になって児童用の飛込台の支柱が大きく顔を出している。明日からはまた寒波が来るという。
夜は遅くから季節風が吹き始め、サムゲシキ(寒景色)になってきた。今年の秋は短く、一足飛びに冬に向かう感じだ。

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