ヤケオ岳北のタンヤマ付近に雲がもたれかけると天気が崩れる兆候という


風の風景 No.376

17日(木)は大陸から移動してきた高気圧が広く列島を覆い、湖陸風出現の典型例となった。早朝の琵琶湖上には層積雲の列。日中は快晴。
18日(金)は、西日本は高気圧の後面に入る。昼過ぎまで晴れて湖風が吹くが夕方には雲が広がり下り坂。
19日(土)は、東シナ海から低気圧が近づき、午後から宵にかけて久しぶりの本格的な雨。夜には止んだ。終日弱い風。
20日(日)の午前中は天気は持ち直したが九州にある低気圧と南海上にある秋雨前線の影響で午後3時過ぎからまとまった雨が降った。
早朝に比良山系のヤケオから滝山へつながる谷(地元ではタンヤマという)を見ると、層雲の薄い雲が出来始めていた。
この谷に雲がもたれると昔からの言い伝えでは天気が悪くなる兆候と言う。一旦消えたが午後からまた現れ、その後雨模様となった。
タンヤマは谷山(タニヤマ)からきているのであろう。石油がない昔、北小松の住民はこの辺りまでシバ刈りに出かけていた。

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