寒冷前線通過による雷雨から一夜明けた早朝の琵琶湖


風の風景 No.375

15日(火)は寒冷前線が午後に近畿を通過。これに伴い寒気が流入し大気が不安定となり、激しい雷雨に見舞われた。
16日(水)は、雨は上がったが寒気の影響で早朝は層積雲が上空を支配していた。湖面は穏やかであったが強い下位蜃気楼が見られた。
14日(月)午後の実景の琵琶湖大橋と今朝の下位蜃気楼の琵琶湖大橋を比較してみた。今まで育んできたアイデアを1枚の画像にしたものである。
折り畳み線の物理的意味や下位蜃気楼形成時における湖面からの温度分布、それに下位蜃気楼生成区間が視点の高さに依らないといったことを明らかにできればと考えている。2001年8月15日から毎日続けている定点観測も15ヶ月目に入った。

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