日本海高気圧から吹き出す北西風に乗って流れる積雲


風の風景 No.365

18日(水)は久しぶりに良い天気。湖面は穏やかで上空は北西の風に乗って層積雲の列が比良山系から琵琶湖側へ出ていた。
視程がよく遠くの景色もよく見えた。気温の低下で今日も下位蜃気楼が顕著であった。北小松では午後3時頃まで東の風が強く吹いた。
これは北よりの風が明神崎を回り込んで志賀町を南西方向に吹く風である。このような風は湖面には大きな波を作らない。
一方、イブキと呼ばれる東風は遠く長浜方面から来るため、うねりの大きな波を伴う。今日は大きな波を伴わない北東風であった。
出張の途中、大津市なぎさ公園から琵琶湖大橋方面を眺めると強い下位蜃気楼になっていた。寒気が流入し日中でも涼しさが増してきた。
午後3時を過ぎると北小松では北西の比良オロシが吹き始めた。午後6時過ぎにピークとなった。比良オロシが頻繁に顔を出し始めた。

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