渇水で浜が後退した小松浜 ・・・水位は-72cm・・・


風の風景 No.359

太平洋高気圧の勢力が強く9月に入っても厳しい残暑が続いている。台風16号ははるか南海上を西進し大陸方面へ進んだ。
台風16号による湖国への直接の風の影響は殆どなく、5日(木)夕方に弱い波が押し寄せていた程度である。
6日(金)早朝の小松浜は、雨不足が続く水位の低下で一段と浜が後退している。湖辺には握り拳大の礫が多く顔を出している。
琵琶湖の水位琵琶湖研究所のホームページから得ることができる。それによると6日(金)現在の水位は-73cmである。
この日は日中久しぶりに本格的な雨が降った。日本海に前線が停滞し南から暖かく湿った空気が流れ込み大気が不安定になったことによる。
日中は蒸し暑かったが気温は上がらず、久しぶりに30℃を下回った。不安定な状態は続くようだ。だが水位の回復は期待できないようだ。

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