白鬚神社から眺める -沖島の民家は板塀状-


風の風景 No.347

6日(土)は、南の高気圧と黄海からの低気圧で等圧線は逆45度に流れ、琵琶湖では夕方から南東の風が吹いた。
比良山系に当たる雲は上昇し、ヤケオから蓬莱山にかけて層雲を形成していた。このような時にいつもよく現れる雲である。
低気圧が接近し天気は下り坂。夜に弱い雨が降った。
7日(日)の早朝は、雨上がりの景色であった。まもなく天気は回復。どんよりと曇る1日となった。
昼から安曇川へ買い物に出かける途中、白鬚神社前の石段から蜃気楼観測を行った。
視界はあまりよくなかったが、偶然沖島の民家が板塀状になる蜃気楼に出くわした。曇り空でも蜃気楼が起きる貴重な発見となった。
国道161号線に立って観測しても板塀状の蜃気楼は見えないが、目線を湖面に近づけるにつれて幅の太い板塀状に変化した。
そうこうしているうちに、能登川方面が板塀状に変化し、その後、長命寺方面に変化が移り、和邇方面も板塀状に変化した。
さらに驚くべきことに雄松崎までもが短時間であったが奇妙な変化をした。薄い逆転層が湖面を移動していく様子が双眼鏡で確かめられた。
これまでは、蜃気楼は暖かいぽかぽか陽気の下でした起きないとう先入観があったが、今日はそれがぬぐい去られた。
まさに自然は神秘的である。明日のビワコダス風データは、蜃気楼が起きた午後3時前後の気象状況を教えてくれるであろう。

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