移動性高気圧で爽やかに晴れ渡る琵琶湖 今朝の琵琶湖は下位蜃気楼
風の風景 No.341
28日(木)は、朝鮮半島から移動性高気圧が日本海を経て南下し、広く日本列島を覆った。
早朝は放射冷却でやや気温が低かったせいか、琵琶湖大橋は下位蜃気楼の姿を見せていた。
日中は時間の経過と共に気温が上昇。午後2時を過ぎると実景へと移行し、さらに2時半頃から弱い上位蜃気楼へと移行した。
この琵琶湖大橋の変化を、およそ30分毎のデジカメ画像に収めた。興味深い資料となった。
湖面が次第に上方へ伸びていくことが、左にあるエリの竿との高さ比較でよく理解できる。また上下方向に縮んで行く。
今日は26日(火)のようなドラスティックな変化はなかったが、下位蜃気楼から実景、上位蜃気楼へと変化する様子がよく分かる。
午後1時半頃から3時頃まで、琵琶湖大橋の変化をデジタルビデオカメラ(光学23倍ズーム)で収めた。視界はまずまずであった。
今日はそれほど暖かくなかったが、弱い上位蜃気楼が見られた。北小松からは比較的容易に上位蜃気楼が観測できることが分かった。
午後3時頃から伴さんが小松浜を訪れてくれた。大津のなぎさ公園でも3時過ぎに上位蜃気楼的変化が現れたようである。
伴さんが同僚と携帯電話で連絡をとりながら、状況を語ってくれた。琵琶湖大橋の北と南からの同時観測である。
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