暖冬で残雪僅か奥比良の峯


風の風景 No.337

11日(月)15日(金)は、低気圧が通過し天気が崩れたが、その他は移動性高気圧に覆われ良い天気が続いた。
13日(水)は素晴らしい天気に恵まれ見通しも良かった。安曇川から見る奥比良は残雪が極めて少なく異常な暖冬を物語っていた。
早朝の小松浜からの琵琶湖大橋は、湖面上層の気温が暖かいせいか下位蜃気楼が見られず、実景を見せていた。
夕方、湖周道路の船木大橋頂上から見る琵琶湖大橋も実景を見せていた。
16日(土)早朝の琵琶湖大橋は13日(水)と変わらない実景を見せたが、夕方はやや違っていた。デジカメ画像を比較するとよく分かる。
16日夕方は琵琶湖大橋最上部と湖面の間隔が極めて狭い。また北小松から橋脚の台の姿を初めてとらえている。
まだ歪んだ上位蜃気楼になっていないが、湖面が上昇していることを示している。手前のエリの竿と比較することでも分かる。
また鉛直方向は縮んでいても、水平部の橋脚の間隔は同じである。水平方向に伸び縮みはおきていない。
琵琶湖大橋西側にある観覧車イーゴス付近の13日(水)と16日(土)のデジカメ画像を比較してみよう。
北小松からの定点観測で同じ高さから堅田方面を眺めているが、明らかに左右の画像の湖面近くに違いが見られる。
16日は湖面が上昇し湖面近くの木々が縮んで見えている。日中の画像がないのが残念である。明らかにこれまでと異なる姿をとらえた。

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