寒波の中、琵琶湖の水鳥たちは元気に餌を求める
風の風景 No.327
正月寒波が過ぎ5日(土)は寒さはやや緩んだ。冷たい西よりの風が吹いたが、しぐれ模様の1日となった。
北小松では、昼頃に天気が一時良くなり、遠くの景色もよく見えた。湖面は西から東に流れる風で白波が立っていた。
強い西風が吹いても小松浜では波がない。浜辺を見ると岸近くに水鳥が餌を求めて元気に活動していた。
左はダイサギである。真っ白な上品な体をゆっくりと動かしながら、一匹だけで浅瀬で餌を探していた。
右はハシビロガモであろう。冬場になって集団で水面に浮かんでいるのをよく見かける。これは20~30羽の群れの一部である。
かなり近いところまで寄ってきたが、群れの一羽がガッと鳴くと群れ全体が一目散に沖へ飛んで行った。
この他にもユリカモメの群れを見ることもある。猟が禁止されているため、琵琶湖は水鳥たちの楽園になっている。
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