謹賀新年 正月寒波で関ヶ原、名古屋方面は大雪
風の風景 No.326
新年明けましておめでとうございます
1月に入ってすぐに正月寒波が到来した。2日(水)夜から気温が低下し雪花が舞い北小松では3cm程雪が積もり始めた。
3日(木)早朝には10cm弱の積雪をみた。TVのニュースによると関ヶ原や名古屋で1月としては記録的な降雪となった。
関ヶ原では54cm、名古屋では15cmの積雪となり、名古屋では1月としては41年振りの大雪であるという。
高速道路や新幹線に乱れが生じ、終日混乱していたようだ。名古屋では環状線が閉鎖されることとなった。
私は1972年4月から1988年3月まで名古屋で暮らしたが、南区に住んでいた頃に26cmの大雪を経験している。
さて、今回の寒波を迎えるに当たって、大晦日頃からケシキミを続けていた。風や雲の様子、琵琶湖の波に注意を払ってきた。
しかし、これといった特異なケシキはなかったように思う。強いて言えば年末にヒアラシが吹いたことくらいだろうか。
今回の寒波が来てからは西風の場になり、上空の雲は西から東へ流れ、湖面も珍しく南西から北東方面へ風や波がある。
小松浜ではヒアラシのようなカミ(南)からの波はないが、西南西の風が吹き抜けている。ニシビアラシというケシキなのだろうか。
今回のように関ヶ原や名古屋に雪雲が流れるときは、琵琶湖では西寄りの風が強く吹き、等圧線が10時20分の傾きになるようだ。
今日は比良山系だけでなく比叡山の山並みも終日雪がしぐれていた。琵琶湖大橋や対岸では強い下位蜃気楼が見られた。
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