秋も深まり本格的な寒波が到来 -ヒアラシ模様の琵琶湖- 遠くは下位蜃気楼 


風の風景 No.323

11月は帯状高気圧に覆われ小春日和の良い天気が続いた。27日(火)になって寒気が流入し、一転して気温が低下。
朝小松浜に出かけると、カミからの風と波が押し寄せていた。写真はこの時の模様である。
琵琶湖大橋方面から押し寄せる風は冷たく、晩秋というのに立っていられないほどの冷たい風である。
上空には南から北へ琵琶湖を覆うように大きな雲が出ていた。ヒアラシの時によく見かける雲だ。
遠くは下位蜃気楼現象が強く、大橋はレンズ状になり、対岸は浮いていた。視界は良い。
3連休の小春日和の時は、上空は快晴でも水平線近くはもやがかかり、小松浜から琵琶湖大橋が見えない日が続いた。
今朝は今津の箱館山やマキノの野坂山地には初冠雪が見られた。しかし、比良山系には冠雪はまだなかった。
ヒアラシが吹き始め、いよいよ冬が間近に迫った。今日の風は、ビワコダスはどのようにとらえているだろうか。

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