台風11号の接近で激しい北東の風と波が押し寄せる和邇浜


風の風景 No.314

台風11号はゆっくり北上し、21日(火)午後5時には紀伊水道に近づき、午後7時過ぎに和歌山県串本市に上陸しました。
琵琶湖では北東の波と風が時間の経過と共に強まってきました。北小松でもイブキによる大きな波が押し寄せています。
漁師さんからの聞き取り調査によると「イブキによる波は振幅が大きい。砂を沖へ持っていく」ということでした。
琵琶湖を長浜方面から伝わってくる波は、移動距離が大きいからだと説明を受けています。
北小松においては「伊吹山の方からくる波は大きいが三上山の方からくる波は小さい」ことはすでに確認できています。
風の変化は、台風が琵琶湖より西を通過すれば「イブキ-スグチ-カミ-西からの返し」となるのですが、
今回は波がイブキからどう変化するか興味があります。しかし、夜の通過となるので調査は難しいようです。
午後8時を過ぎて北小松では風雨が強まってきました。各地で大禍なきことを祈ります。

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