夜明けと共に雨も上がり梅雨は中休み -船木崎より比良山系を望む-


風の風景 No.302

23日(土)は梅雨前線が西日本南岸までやや北上し、滋賀県は終日弱い雨模様の天気となった。
太平洋高気圧と台湾付近にある台風2号による暖湿気流で、四国・九州では集中豪雨による被害も出ている。
24日(日)は明け方まで降った雨は朝には上がり、昼前から太陽も照り付け蒸し暑い1日となった。
風は弱く湖面も穏やかであったが見通しはよくなかった。しかし小松浜からは琵琶湖大橋が肉眼でも見えた。
水蒸気で白っぽくなり見通しが悪くなる現象をヘイズ効果という。今日はヘイズの影響で遠くは霞んでいた。
船木から明神崎方面を眺めると湖面に近いところは見通しがよいが、それより上はヘイズで霞んでいる。
恐らく上暖下冷の温度二重層の形成で、境界辺りで気温に逆転層が生じているのであろう。
気温・湿度共に湖面近くは低く高い所は高いのであろう。この境界層は能登川や沖島方面でも見えていた。

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