比良山系焼山から奥比良を眺める--比良オロシのルーツを訪ねて
風の風景 No.284
28日(土)は移動性高気圧の西部分に覆われ、午後から曇り出したものの穏やかな1日となった。
午後に北小松げんき村から滝見台、ハタノコバ、涼峠を経て寒風峠より、ヤケ山に出向いた。
山頂から奥比良、リトル比良とこれに挟まれる集落を眺めた。天気が良過ぎて遠くが僅かに霞んでいた。
小松地区への比良オロシは、蛇谷ヶ峰付近から来る風がヤケ山付近で北西風になり吹き下りると推測される。
写真左の南方面にヤケオや釈迦岳の高い山が聳えているから、滝山やヤケ山を越えて吹き下りるのであろう。
近江舞子と北小松の間に灰原がある。ここは比良オロシが特に強い場所として地元では知られている。
ここは1979年10月1日の深夜に台風16号の吹き返しで、貨物が脱線・転覆した場所でもある。
蛇谷ヶ峰・ヤケ山・灰原はほぼ一直線上に位置している。涼峠や寒風峠は木々が周りを囲み見通しが悪かった。
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