寒冷前線通過中 風枕ができはじめる比良山系
風の風景 No.274
4月3日(火)は寒冷前線が昼前に湖国を通過し比良オロシが吹いた。寒冷前線通過型比良オロシである。
北小松で10分平均最大風速は8m/s、5m/s以上の継続時間は11時から3時までの4時間であった。
比良オロシ発生中に地上観察はできなかったが、寒冷前線が通過する頃の比良山系を鵜川から記録できた。
10時10分現在上空には乱層雲がかかり、比良山系の南比良には風枕が形成されつつある。
ビワコダス観測ではこの後、北小松では比良オロシが吹き始めている。
レストラン湖西路を後にして、今津へ向かったが、野坂山地でも風枕が現れ始めていた。
今回の寒冷前線による北西の強風は湖北でも強く、南船路観測所の比良オロシは弱い。
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