比良オロシが吹く情景と気象データ


風の風景 No.272

3月26日比良八講の大法要が営まれた。これに合わせるかのように比良八荒が吹いた。
南岸低気圧による比良オロシである。夜明けと共に吹き出したが、比較的短時間で終わった。
比良山系には風枕がかかり、琵琶湖側にはオロシの風下波動による片積雲が湖岸に平行に連なっていた。
地上天気図(http://www.tenki.or.jp/tenkizu.html)や西日本アメダス(http://www.imoc.co.jp/amds/am1_wj.htm)と比較しながら、比良オロシの原因解明に迫ってみた。
輪島で北西であるが、比良オロシにおける地上等圧線の45度マジックは今回も大体満たされているようだ。
比良の八荒あれじまいと言われるが、本格的な春を間近に感じる今日この頃である。

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