比良八荒の季節だが長閑な琵琶湖


風の風景 No.271

3月になると「3月ハヤテ」や「比良の八荒あれじまい」といわれるほどに強烈な比良オロシが吹く時期である。
だが今年の3月は大変に穏やかである。9日(金)の戻り寒波が過ぎてからは気温も次第に上昇。春の陽気。
24日(土)は、4月下旬並の気温となった。風もなく大変穏やかな1日となった。
黄砂の影響か今日も遠くが霞み、杉花粉も大暴れで、花粉症に悩む者には辛い日が続いている。
小松浜へ早朝に出かけると湖面は大変穏やかであった。小松浜にはメタセコイヤの木が1本ある。
この木は比良オロシによる変形樹となっている。幹が風下の方へ曲がり、北西側には枝が少ない。
その向こうにある木も同様に琵琶湖の方へ曲がっている。今年も比良八荒は来るのだろうか。

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