午前中は名残雪、午後から天気が快復


風の風景 No.268

3月11日(日)早朝は、北小松で新たに10cm近く新雪が積もった。午前中は雪がしぐれる天気となった。
昨日の南風を気象庁は2年振りの春1番と呼んだが、この風は冷たくヒアラシ傾向の風だ。
今朝積雪をもたらし、午後になって天気は快復したが、風は弱いが気温が4℃と上がらず寒い1日となった。
だが雪は日中の日差しで融け、軒下の雪だけ残る姿は、春が着実に訪れていることを物語っている。
夜になって放射冷却が手伝ってか、気温は午後8時現在で1℃位まで低下している。
写真は、湖西路の国道161号線を北小松から鵜川に抜ける鎧岩から明神崎方面を眺めたものである。
ここは湖西で最も琵琶湖と山が接近しているところで、国道161号線のみが走っている。
昔は江若鉄道と国道161号線が平行して走っていたが、今はJR湖西線はトンネルとなっている。
空には積雲が心地よく浮かんでいた。明神崎を経て高島町へ入ると、国境方面は雪雲に覆われていた。

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