等圧線が西に傾きヒアラシ傾向の風と波


風の風景 No.248

いよいよ待望の21世紀がスタート。1日(月)の元旦は時雨模様の天気となった。比良山系は雪がしぐれていた。
2日(火)は地上等圧線が西へ傾き、久しぶりに南西の風の場となり湖西はヒアラシ傾向の天気となった。
午前10時過ぎに小松浜へ出ると、強い波がカミから押し寄せていた。風は南西方向からであった。
比良山系にかかる雲は、西から東もしくは南西から北東方向に移動していた。
このような風が昔は何日も続いたという。ヒアラシの八日吹きの後は雪という言い伝えがあるが、
今はヒアラシ自身が珍しいものになっている。本格的なヒアラシ傾向の天気に今冬始めてめぐり逢えた気がする。
この後天気はどのように推移していくのだろうか。雪が降るとは思えない暖冬傾向のお正月である。

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