小春日和が続いた後、時雨模様の天気となる


風の風景 No.241

ここ3日程は風が弱く小春日和が続いていたが、27日(月)は早朝から層雲に覆われ時折時雨れる天気となった。
今朝のような層雲で時雨模様の天気になるのは珍しい。大抵の時雨は積雲が連なることが多い。
早朝の琵琶湖は弱いカミからの波があったが大変穏やかであった。周囲の山々は層雲がかかっていた。
写真で分かるように琵琶湖の水位平年並にまで回復している。風写真集209の画像と比較していただきたい。
27日(月)は夜になると風が強まり、9時過ぎから比良オロシが音を出して吹き始めた。季節風の到来である。
明日から今冬第1級の寒波がやってくる気配である。今年はヒアラシは吹かず、いきなり北西の季節風である。
P.S.ここ3日程続いた小春日和の時は、快晴であるにもかかわらず遠くの見通しが悪く霞んで見えた。
この時は遠くの紅葉に彩られる山々が白く霞んで見えた。この景色を白秋と呼ぶというとTVは報じていた。
空気中の水蒸気が冷やされて霧をつくり、これが大気の中に舞うと白く色づくのであろう。
さて、明日の早朝は比良山系の里からの初冠雪が見られるであろうか。今年の寒波はまだまだ弱い。

前に戻る