風枕は小さいが比良オロシが吹き始める


風の風景 No.237

15日夜に吹いた比良オロシは深夜に一旦治まったが、16日(木)夜明けと共に再び吹いた
これは中国東北部にある北に偏った高気圧から吹き出す季節風に伴う風である。
早朝に比良山系を眺めると堂満岳から蓬莱山にかけてオロシ特有の風枕があった。
風枕は比較的小さくあまり威力が感じられなかったが、この後徐々に強くなり8時頃にピークとなった。
午前6時の地上等圧線は北東から南西の45度よりも少し東に寝ている感じである。
武田先生から風枕を大津からも観測できたという報告が夜電話で入った。
通勤途上この風枕を高島町鴨や新旭町饗庭方面から眺め、奥比良や蛇谷ヶ峰の様子もデジカメに記録した。
P.S.ビワコダス風動画を見るまでは未明にも吹いたと書いたが、比良オロシは撮影以降に強まった。
夢現で風の音を聞いているのが如何に主観的であるかを証明した。ビワコダスデータは客観的だ。


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