大陸の高気圧が張り出し秋晴れの琵琶湖
風の風景 No.230
26日(木)は寒冷前線が未明に通過し、午前中は北小松では短時間であったが強い比良オロシが吹いた。
オロシは7~11時頃までであったがビワコダスはとらえていても南小松の気象庁アメダスは観測できていない。
比良オロシの研究には我々のビワコダス風観測が如何に有効で貴重であるかが理解できる。
この時間帯では地上等圧線が45度に流れ、850hPa面での等高線は北西から南東に流れていた。
比良オロシが吹き出す直前の午前7時過ぎに新旭町深溝付近から武奈ヶ岳方面をみた写真はここをクリック。
今回は比良オロシの正体解明に貴重なデータが蓄積できたように思う。
27日(金)の早朝も北小松では北西ないし北風が強く吹いていた。天気はよく空が澄んで遠くの山々もよく見えた。
早朝に明神崎から比良・比叡を眺めると美しい琵琶湖と白い雲に調和して魂が安らぐ風景があった。
湖面の青い筋は強い風が湖面を渡るときにできるものである。今朝も湖面は強風が走り抜けていた。
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