立命館大学(草津)から見た霞む比叡山
風の風景 No.227
大陸の寒気が頻繁に南下する季節となってきた。
16日(月)は日本海から高気圧が張り出し、北西風となり昼過ぎから夕方にかけて比良オロシが吹いた。
18日(水)は冬型の気圧配置となり、北海道上空にはこの秋一番の強い寒気が流れ込んだ。
北海道では平地でも雪の積もる所があった。東京地方では昨年より29日早い木枯らし1号が吹いた。
この日の滋賀県では北の風が強く吹いた。だが、比良オロシは吹かなかった。
16日と18日の琵琶湖の風は、比良オロシの吹くメカニズムを解明する上で貴重なデータとなろう。
翌19日(木)は、早朝より快晴となった。だが遠くの見通しがあまりよくなかった。
草津にある立命館大学びわこ・くさつキャンパスから見た比叡山も霞んで見えた。
屋上からは比叡山、琵琶湖(南湖)、南草津、松下工場、第2名神工事現場等が見えていた。
この日の昼過ぎから曇りだし、翌20日(金)は本格的な雨模様となった。琵琶湖の水位は昨日で-50cmである。
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