午後に寒冷前線が南下し比良オロシが吹き出す


風の風景 No.225

12日(木)早朝の琵琶湖は風も波も無く大変穏やかであったが霞み、遠くが見にくかった。
日本海にあった寒冷前線が午後に南下し近畿北部を通過。大陸の高気圧が張り出し北西の風が強まり始めた。
薄暗くなり始めた6時前明神崎から南西方面を見ると、比良山系にはオロシ特有の風枕があった。
北小松へ帰るとやはり比良オロシが吹いていた。気温は20℃位でまだ暖かいが冬の季節風の到来である。
揚子江方面から高気圧が張り出すとヒアラシ模様になるが、今回は北に偏っているため比良オロシが現れた。
遠くの比叡山には風枕は見られない。秋の夕暮れは早く釣瓶落しである。6時前というのにヘッドライトが明るい。

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