積乱雲が発達し、夕方激しい雷雨に見舞われた


風の風景 No.211

10日(日)台風14号の影響による南海上からの暖湿気流と北からの寒気がぶつかり大気が不安定となった。
早朝より積雲や積乱雲が発達し、午後からは一層大気が不安定となった。
午後2時半頃に高島町鵜川から見ると、大きな積乱雲が湖北の上空にあった。
夕方には各地で積乱雲が発達し、大きな雷鳴を伴う凄まじい降雨があった。
志賀町北小松においては午後6時40分頃から雷雨があり、落雷のため3回ほど停電があった。
雷鳴も凄まじく、ビワコダス風観測機器の安全性を考えて7時20分頃まで観測装置を停止した。
その後再開したが機器の破損はなく正常に動作している。雷雨時の貴重な観測データが欠測するが仕方がない。
TVの気象通報を見ていると各地で大気が不安定となり、大雨洪水警報が出たようである。
さて、台風14号は925hPaにまで発達し、超大型台風となり西へ進んでいる。明日から不気味な存在だ。

前に戻る