浜大津港からみた琵琶湖と比良山系

風の風景　Ｎｏ．２１０
東海上の太平洋高気圧と大陸の秋の高気圧が互いに牽制し合う中、南海上は台風で賑やかだ。
台風１５号は西よりのコースをとり台湾へと向かった。この台風と太平洋高気圧の影響で暖湿気流が流れ込んだ。
９日(土)午後琵琶湖では南東の風が強く波も高かった。非常に蒸し暑く夕方には弱い雨が降った。
夕方大津市浜大津にある浜大津港近くの陸橋から北の方を眺めた。
南東の風に乗った雲が比良山系にぶつかる様子がよく分かる。その上空には層雲が覆っている。
さて台風１４号が不気味に日本へ近づいている。１０日６時現在935hPaで目もはっきりした強い台風である。
今週はこの台風の経路が気にかかる。引き続き太平洋高気圧が強く西へ進むか、九州から本土へ近づくか。
昔から琵琶湖の水位が低い時は台風は来ないという言い伝えがある。これに従えば近畿へは来ないことになる。
１０日(日)は太平洋高気圧の勢力に押されて残暑厳しいスタートとなった。やはり台風は来ないのだろうか。
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